割れたネイルのケアをサロンではどうするの？リペアの方法を大公開

ネイルサロンのリペア

ネイルが割れてしまったとき、ネイリストは「リペア」という方法で割れた爪を修復します。

リペアにはジェルもしくはグルーで修復する方法とシルクラップで修復する方法、アクリルをかぶせて補強する3つのタイプがあり、いずれもキレイに仕上げるためには専門的な技術が必要になります。

セルフでリペアする方もいますが見た目や爪にかける負担のことを考えると、やはりネイリストに任せたほうが安心です。

リペアする前にはプレパレーションを行い、リペアの下地を作る必要があります。まずは不要な甘皮の下の薄皮を処理し、爪の表面の油分や汚れを取り除くのが第一段階。

次に、やすりで爪の長さや形を整え、爪の表面と割れた部分との段差を滑らかにしなければならないので丁寧にバッフィングします。

ここまでの処理をプレパレーションと言い、しっかりリペアするためには欠かせない条件となるので非常に大切なステップです。

プレパレーションが正しくできていないと、リペアしたあとにジェルが浮いたり剥がれたりして初めからやり直さなければなりません。

そうなると爪に負担をかける原因になりますし、場合によってはリペアできなくなるケースもあるので注意が必要です。

プレパレーションを済ませたあと、ジェルでリペアする場合は爪の状態や割れた度合いによってジェルもしくはグルーを使い分けるのが一般的。

グルーを使って割れた部分を接着するか、硬いタイプのビルダージェルで爪に厚みを出すなど、状態を確認しながらジェルでリペアします。

仕上げにトップジェルを塗って硬化させたあと、表面に残った未硬化のジェルをキレイに拭き取れば完了です。

シルクラップを使ったリペアについても、きちんとプレパレーションで下地を作ってから開始しないとトラブルのもとになります。

プレパレーションを済ませたあと、割れている部分だけにシルクラップを覆うようにかぶせ、その上からクリアジェルを塗り硬化させてから未硬化のジェルを拭き取れば完了。

爪の割れ方がひどい場合には、グルーやビルダージェルと併用してシルクラップを使うと、さらに頑丈に爪を補強できるのでジェルシルクラップがおすすめですね。

ただし、シルクラップとグルーやビルダージェルとの相性が合わないとネイルが浮く原因になるので、ジェルシルクラップは技術の高いネイリストに任せるのが正しい選択です。

最後に、アクリルでのリペアについてですが、アクリルとはアクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜ合わせて作る人工爪のこと。

固まる前は柔らかいクリーム状で、爪の上にかぶせて形を作り、固まるとアクリルネイルの出来上がり。その原理を利用して、割れた爪を修復したり補強したりします。

■グルー・ビルダージェルでのリペア
■シルクラップでのリペア
■ジェルシルクラップでのリペア
■アクリルでのリペアや補強

以上、4つのリペアについてご紹介しましたが、いずれもプレパレーションが重要なステップになることを理解しておきましょう。

下地を疎かにすると正しくリペアしても意味がありません。また、リペアするときも、専門知識や技術がないと見た目の仕上がりに差が出ます。

最悪の場合は爪に負担をかけてしまい、爪の健康を損なってしまうおそれがあるため、慎重に判断しなければならないのです。

安易に処理してしまうと取り返しのつかないトラブルを引き起こす可能性もあり、後悔する人もいるので必ず専門家に相談することをおすすめします。

ネイルクイックではジェルやカラー、アートに限らず、ネイルケアやネイルオフ、リペアといった指先の手入れにも力を入れて、お客様の“美爪”つくりをお手伝いしております。

正しくない方法でリペアすれば爪への負担が大きいですし、キレイな指先をキープするためには好ましくない選択です。

セルフでリペアしたいという気持ちも分かります。ですが、正しいリペアを体験してからでも遅くはありません。

ネイルクイックでは、指先や爪の状態を確認しながらお客様一人一人に合った方法で正しくリペアします。

ご来店される前に気になることや悩みなどございましたら、お気軽に当店スタッフまでご相談ください。専門のネイリストが、自信をもって対応させていただきます。

【提携外部ライター　石川】
美容系、婚活系を中心に執筆するネイルクイック提携の当コラム担当外部ライター。
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