【CSRの取り組み】
がん治療を受けている方へ、ネイルサロンが出来ること

ゆびさきの、そのさきへ幸せな気持ちを。

■ 対談~「ら・し・くプロジェクト」緒方佳美さんをお迎えしてお聞きしました。

緒方佳美(おがた・よしみ)

緒方佳美(おがた・よしみ)

化粧品、消費財、ラグジュアリーブランドなど外資系企業数社を経て退社。その後乳がん発症。

2018年10月、株式会社オフィスオガタ設立(人材紹介・コンサルティング業)。

治療中から、がんと仕事の両立支援や、がん体験者のための支援活動を考える。

乳がん体験者コーディネーター(BEC)認定。

2019年7月に情報サイト「ら・し・くrashiku」を立ち上げる。

「乳がん生活」を自分らしく快適に、をコンセプトに、乳がん罹患者や家族、周囲の人たちに

病気や生活に関する有益な情報を提供することで、それぞれが自分らしく過ごせるよう支援している。

2018年5月~2022年5月 ㈱ノンストレス 社外取締役。

今日は、弊社社外取締役でもある緒方さんに、ご自身の経験を通して、がん治療を受けている方の 爪のお手入れについてご意見をうかがいたいと思います。
はい。よろしくお願いします。
まず、がん治療中の方の手やお爪の様子についてわからないことが多いのですが。
そうですね。実は、がん治療をしていると、抗がん剤やその他の治療(分子標的薬、ホルモン治療薬など)で手足や爪に変化が出てきます。手のひらや足の裏などにしびれや、むくみ、疼痛、色素沈着、ひどい乾燥などが現れると言われています。
そうなんですね。
 
爪の場合は、乾燥し、薄くもろくなり、欠けやすくなります。表面が凸凹になり、二枚爪になったり、ひどい場合は爪そのものが剥がれる方もいらっしゃいます。
特に変色はつらかったですね。爪が黒くなっていき、毎日その爪を見ていると気分が落ち込んで…
それはつらいですよね。
服の脱ぎ着のときや、日常動作で、爪が引っ掛かってしまったり、黒く爪が変色して、他人の目が気になり、外出や人に会うことを避けるようになるなど、お悩みを抱えている方は私の周りにもいらっしゃいました。
私は変色があったときマニキュアを塗ると、とても気持ちがやすらぎました。爪の黒い色が見えないだけでもずいぶんと違うものですね。
インタビュー中の緒方さん
がん治療を受けている方にネイルサロンとして出来ることは何がありますか。
ネイルをしてもよろしいのですか。
ジェルネイルはNGなんです。オフする際、ジェルを削ることで、弱っている爪がさらにもろくなってしまったり、体調の変化によりサロンに来ることが難しい場合もあるので、長期間オフすることが出来なくなったりとトラブルが起きる可能性があるのです。
一方マニキュア(ポリッシュ)は医療従事者の方々からも推奨されています。理由としては、爪に厚さを出して、補強効果があること、黒い色をカモフラージュできるので精神的にも支えになってくれます。
そうなんですね。リムーバーは使ってもよいのですか。
アセトンフリーでも、アセトン配合でも、リムーバーは週に一度くらいなら問題ないと言われています。週に一度オフして、爪の状態を自分で確認できたら安心できますね。
ハンドケアについてはいかがですか。
保湿もとても大切です。ハンドケアとして、クリームやオイルをやさしく塗ってもらうと乾燥を防ぐだけでなく、リラックス効果も得られますね。
痛みなどの症状は人それぞれなので、カウンセリングの上無理のない範囲でケアをしてもらえたらと思います。
皆さんの気持ちが元気になるようにお手伝いをしたいです。
ネイルクイックでは、がん治療中のお客様にもご利用いただけるメニューや、刺激の少ないナチュラルなケア商品をご用意しております。ぜひ、店頭でご相談いただければと思います。
がん患者さんは特別な人たちではなく、いまや2人に1人ががんにかかると言われる時代です。つらい治療中に、少しでもこれまで送ってきた生活に近づけるように、いつも通りに接してもらえると嬉しいです。
わかりました。本日は貴重なお話をありがとうございました。

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